損害賠償請求をしたいとお考えの方
- マンションの上の階からの水漏れで部屋の内容や家具が傷んでしまった。
- 投資詐欺に遭い、多額の金銭を支払ったので取り返したい。
損害賠償請求について
思わぬ事故に巻き込まれて所有する物が破損したり、過失によるケガ等の損害を受けることがあります。
このような場合、相手が任意に金銭を支払ったり、保険金が支払われれば、損害を回復することができます。
ですが、相手方が責任を認めない場合や、理由もなく損害を賠償しない場合、損害を受けた方が損害賠償請求をする必要があります。
交渉による損害賠償請求
相手方が、単に支払うのが嫌だったり、そのうち被害者があきらめるだろうと考えて損害賠償に応じない場合があります。
この場合には、弁護士が代理人となって交渉することで、相手方が真摯に対応する必要があることを認識し、損害賠償に応じる場合があります。
また、相手方が自分の責任は認めているものの、請求されている損害額に納得がいかないため、損害賠償に応じない場合もあります。
この場合、弁護士が法的見地から損害を算定し、資料を相手方に示すことで、相手方が理解をし、損害賠償に応じることもあります。
このように、弁護士が代理人となって交渉することにより、早期に紛争を解決できることがあります。
損害賠償請求訴訟
相手方が責任を認めない場合や、こちらからの連絡に応対しない等、交渉による解決が難しいとき、裁判を起こして損害賠償請求するという方法があります。
裁判において勝訴判決が下されれば、相手方の財産に強制執行をして、強制的に損害賠償の支払いをさせることもできます。
また、裁判の場で、相手方との話合いによる解決ができるケースも多くあります。
弁護士に依頼するメリット
1. 弁護士が代理人となることで交渉が進む場合があります。
損害賠償を巡って、当事者間では話し合いが進まなかった事件が、弁護士が代理人となって交渉することで、早期の解決に向かうケースがあります。
2. 法的な見地から請求可能な損害額を算定することができます。
損害賠償といっても、損害の種類には、現実に支出したり失った金銭だけでなく、本来であれば得られたであろう利益(逸失利益)を請求できる場合もあります。
また、慰謝料を請求したい場合、その金額をどのように算出するか、定型化されているケースもあります。
このように、弁護士に依頼することで正確な損害額を算定することができます。
3. 適切な手続を選択し解決に向かうことができます。
損害賠償をさせる方法は交渉、訴訟の他にも、いくつかあり、それぞれに長所短所があります。
弁護士に依頼することで、その事件に応じた適切な解決手続を選び、解決へと進むことができます。