弁護士インタビュー
Q: 御事務所では離婚、不倫慰謝料請求を中心に幅広い分野の相談を受付けているようですが、依頼者の方との関わりで大事にしていきたい事などがあればお教えください。
離婚問題や不倫慰謝料請求の事件は、人の感情の問題が大きなウエイトを占めます。
ですから、経済的な損得ですとか、法律的には、こうした方が有利なのではないかという弁護士の考えと、ご依頼者のお気持から出てくるご希望が一致しないことがあります。
そういう場合には、法的にはこういう選択肢がありますよ、というお話はしますが、最終的な方針はあくまでご依頼者のお気持ちに沿うようにして、押しつけにならないよう気をつけています。
その他の民事事件でも、ご依頼者のお気持を理解できるよう、ある程度時間をかけ話をお聞きし、ご希望に近い解決手段や方針を示すことができるよう、努めています。
Q: 積極的に法律相談を行っているとのことで、「当日相談」、「時間外相談」、「土日祝日相談」に対応していて、相談者の方が非常に相談しやすい体制を整えているかと思いますが、法律相談に対するこだわりなどがございましたらお教えください。
一言でいうと、気軽に相談してほしいということです。
例えば、お勤めの方なら、何日も前に法律相談の予約をして、会社の休みを取って、都心や大きなターミナル駅の近くにある法律事務所まで時間をかけて移動して相談する、ということが多いと思います。
ですが、もっと簡単に、仕事の帰り道に相談するとか、相談したいと思った時すぐ相談できるようにすることで、皆様が直面した法律問題の解決に、少しでもつながりやすくしたいと考えています。
また、ご相談にお答えする時は難しい法律用語はできるだけ使わず、具体例をあげたり、図を書いたりして、分かりやすく説明するように心がけています。
Q: すべての法律相談を相談者の視点でお考えになっているようですが、特に不倫慰謝料請求は空き状況次第で、急ぎの相談にも対応されるようにされているのですか。
不倫慰謝料請求を受けた方の場合、ある日突然、弁護士名で内容証明郵便が送られてきたことが始まりの場合が多いと思います。その手紙を読むと、1週間以内に何百万円支払って下さいなどと書かれているわけです。
多くの方は、書かれている期限以内に何か返答をしないといけないのではないか、もし何もしないとどうなるのだろうと、とても不安になるようです。
そういった不安を早く和らげられるよう、急ぎのご相談にもできるだけ対応するようにしています。
Q: 地元密着にこだわりがあり、地元の方が相談しやすいように様々な努力をされているとのことですが、どのようなエリアにお住まいの方からの相談が多いのでしょうか。やはり、田園都市線と南武線沿線の方が多いのですか。
東急田園都市線、JR南武線沿線の川崎市高津区、宮前区の方が多い印象ですが、多摩区、中原区から来られる方もいらっしゃいます。横浜市北部からも比較的近くですので、横浜市青葉区、都筑区から来られる方もおられます。
Q:最後にこのホームページを見て御事務所に相談しようと考えている方に向けてメッセージをお願いします。
家庭内の問題や個人的な問題は、他人の力を借りず自力で解決しようとする方が多くいらっしゃいます。
ですが、弁護士がお手伝いすることで、自力での解決が難しい問題が解決できたり、より良い解決ができることもありますので、困った場合にはお気軽にご相談ください。
インタビュー:法律相談お探しネット